日本では2020年10月26日に当時の菅首相が、所信表明演説にて「2050年までに、温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。
経済産業省資源エネルギー庁は、「排出全体としてゼロにする」とは、排出を完全にゼロに抑えることは現実的に難しいため、排出せざるを得なかった分については同じ量を「吸収」または「除去」することで、差し引きゼロ、正味ゼロ(ネットゼロ)を目指しましょう、ということで、これが「カーボンニュートラル」の「ニュートラル(中立)」が意味するところ、と説明しています。
このカーボンニュートラルに企業が取り組む事は、SDGs目標7の「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」と目標13の「気候変動及びその影響を軽微するための緊急対策を講じる」への取り組みにもなります。
カーボンニュートラルに向けて企業が取り組むには、まずどれくらいの温室効果ガスを排出しているのか、その排出量を算出・把握しなければ、どれだけ削減できるのか分かりません。
温室効果ガスの排出量算定・可視化クラウドサービスを展開する「Zeroboard」を展開する株式会社ゼロボードと長瀬産業株式会社が業務提携しており、弊社も「Zeroboard」を繊維業界を中心に提案しております。
カーボンニュートラルに向けて、何から始めたらいいかわからない、どう始めたらいいのかわからない、などお困りの際は気軽にお問い合わせください。