開発・商品情報 > ダイストーン
(株)松井色素化学工業所製
ダイストーン - Dyestone - は従来の染料、顔料に継ぐ“第三の繊維染色着色システム”を探求した結果生まれた繊維染色着色剤です。
ONCは昨今の環境・エネルギー問題の観点から松井色素化学工業所が開発した新システムに着目
両社で業界に提案させて頂きます!
ダイストーンの主な特長

ダイストーンと、染料・顔料との比較
反応染料 | 一般染料 | ダイストーン | ||
---|---|---|---|---|
色相 | 良好 | 劣る | ![]() |
良好 |
シャープ性 | 劣る | 良好 | 良好 | |
風合い | 良好 | 劣る | 良好 | |
色合わせ | 難しい | 簡単 | 簡単 |
反応染料 | 一般染料 | ダイストーン | ||
---|---|---|---|---|
耐光 | やや劣る | 良好 | ![]() |
良好 |
耐洗濯 | 良好 | やや劣る | やや良好 | |
耐汗 | やや劣る | 良好 | 良好 | |
耐水 | やや劣る | 良好 | 良好 | |
耐乾摩擦 | 良好 | 劣る | やや劣る | |
耐湿摩擦 | やや劣る | 劣る | やや良好 |
(株式会社 松井色素化学工業所HP参考)
作業性、環境面でも優れている
反応染料 | 一般染料 | ダイストーン | ||
---|---|---|---|---|
工程 | 長い | 短い | ![]() |
短い※ |
納期 | 遅い | 早い | 早い | |
排水量 | 多い | 少ない | 少ない※ | |
CO2排出量 | 多い | 少ない | 少ない | |
エネルギーコスト | 多い | 少ない | 少ない | |
材料コスト | 安い | やや安い | やや安い |
(株式会社 松井色素化学工業所HP参考)
- 顔料染色と同じ設備と工程で加工でき、染料染色に近い仕上がり
- 染料のような複雑な染色工程(スチーミング,水洗,ソーピング,フィックス処理,各種仕上げ処理)を必要としないため
これらに係わるエネルギーが削減され、又、排水の問題も生じない省エネ、環境型の素材 - ※一般顔料に比べ目詰まりしにくいので、洗浄回数が減り、工程がより短く、水の消費量もより削減
ご参考)染料・顔料の問題点
染料プリントと顔料プリントでは、それぞれ優れている点、不十分な点が顕在しており
製品化に向けた企画段階で究極の二者択一が迫られる
【染料と顔料との比較】
反応染料 | 一般染料 | |
---|---|---|
色相 | 良好 | 劣る |
シャープ性 | 劣る | 良好 |
風合い | 良好 | 劣る |
色合わせ | 難しい | 簡単 |
反応染料 | 一般染料 | |
---|---|---|
耐光 | やや劣る | 良好 |
耐洗濯 | 良好 | やや劣る |
耐汗 | やや劣る | 良好 |
耐水 | やや劣る | 良好 |
耐乾摩擦 | 良好 | 劣る |
耐湿摩擦 | やや劣る | 劣る |
(株式会社 松井色素化学工業所HP参考)
繊維へ加工した比較写真
① ダイストーンによる着色

左)
絵ギワがきれいでシャープ
右)
繊維一本一本が分離し、繊維本来の表面を残しているバインダー(樹脂)が表面にないので柔らかい風合いになっている
② 従来の顔料による着色

左)
絵ギワが滲んでぼやけている
右)
表面にバインダー(樹脂)が溜り、 繊維が樹脂に覆われているため 風合いが硬くなっている
ダイストーンによる編み生地への
プリント柄の見本
